無垢の家ストーリー | 無垢の家 平屋本舗
無垢の家ストーリー
はじめに

今日ほど、住まいの本質が見失われている時代はないと思う。住宅メーカーは、高気密・高断熱・外断熱、といったことが良い住宅の条件のように言う。一部の建築専門家や大学教授がそれに賛同し、国までもが法基準を作って同調している。これらのことが、果たして本当に良い建築の本質を述べているのだろうか。その前に、もっと重要なことを見落としてはいないだろうか。

今の建築材のほとんどは、石油から作られた接着剤を使った製品である。柱・土台・梁は、木片を接着剤で張り合わせた集成材。壁には、薄い板一面に接着剤を塗って、何重にも張り合わせた合板が使われている。さらに、木を小さな木片にしたり、粉末状に砕いて接着剤で固めたパーティクルボードが、キッチンの箱や扉だけでなく、ドア枠・窓枠・幅木などの造作材に使われている。何千万円もする家が安物の家具と同じレベルにまで落ちているのだ。確かに、冬にすき間風の入る家を好む人はいない。ペアガラス入りのサッシを使い、柱を壁で包む大壁の洋風の造りをして、様々な種類の断熱材を使うなど、気密性・断熱性の高い家が増えてきている。そう言う傾向に拍車をかけるように、家のあらゆるすき間をふさいで、気密度を競う法律まで作った。

ところが、家全体が石油製品の接着剤・塗料・ビニールクロスでできているので、火災になると多量の黒煙と猛毒ガスを発し、一瞬のうちに人の命を奪う。石油建材から絶え間なく発するVOC(Volatite Organic Compound)は、人の健康を蝕み、500万人もの人々をシックハウス症候群で苦しめている。現在は、かなり改善されてきているといわれてはいるが、いまだに辛い経験をしている人が後を絶たない。私の身近にも、そういう方が何人もいらっしゃる。

最近は、外断熱工法が注目を浴びているが、これはポリスチレンフォームやウレタンフォームなどの断熱材で家をすっぽり包む工法である。こうした断熱材は燃えにくいとはいえ、石油製品そのものなのだから、火災時の危険性は非常に大きい。廃業しても、自然に戻らないため、地球環境汚染にもつながる。果たして、こういう素材で造った家が「いい家」と言えるのか。

さらに、石油素材でできた高気密住宅内の空気は、有毒な揮発性化学物質に汚染される心配がある。それを防ぐために24時間換気システムが必要になる。そうしなければ、人の健康、さらには命までもが危険にさらされる恐れがあるのだ。こういう不健康な家が「健康住宅」の名で売られている。機械の力を借りなければ室内の空気環境を守ることができない家、一年中同じ室温の家が、あなたにとって健康的だと思うだろうか。これはまるで、「身体を動かさないことが健康的」と言っているようなものだ。

さて、この根本的な問題を解決するにはどうすればいいだろうか。高気密・高断熱のことを言う前に、建築に使う素材に心を配ることである。つまり、自然素材をできるだけ多く住宅建築に取り入れることだ。無垢の木、自然の石、壁には漆喰というように、数千年の歴史を持つ自然の素材を使ってこそ、真に値打ちのある「本物の家づくり」といえる。 木にもピンからキリまである。ヒノキやヒバのように素晴らしい香りを持ち、人の心を癒すばかりか、湿気にも強く、白蟻すら寄せ付けない、最も進化した木といわれるものから、米ツガ、ホワイトウッドのように白蟻の食材になってしまう木まで、いろいろある。 集成材、各種の合板、パネルなど、「木もどき」の素材が住宅建築には多用されている。これは、「無垢の木」「本物の木」とは別物だということを忘れてはならない。高気密・高断熱・外断熱工法を採用したとき、人の命と健康を守るために、自然素材を使うことが、いかに大切であるかを知らなければいけない。
本当にいい家とはなにか、家を建てるときの参考にしていただければと思う。

あなたが建てようとする家は、いい家ですか?
1.こんな素材で「いい家」と言えるのか

メーカーの新築工事現場で使われていた床である。大学の教授宅のものだが、床材(フローリング)は何とボール紙で出来ている。表面は厚さ0.2mm程度の化粧、突き板が張られているものの、その下はボール紙さらにその下が合板(ベニア)になっている。一流メーカー、その現場で使われている床材がこれである。立派な肩書きを持った建築主が一流メーカーに発注した「いい家」の実態である。この家の建築主も一流住宅メーカーに依頼したことを自慢していた。

表面に木に似たプリントシートを張った材、MDF、パーティクルボードといった木くずを薬や接着剤で固めたもの、これが今の建築の大きな流れである。このような素材使用の家で「いい家」と言えるのだろうか?合板は合板でしかない。そこには石油製品の接着剤が大量に使われている。ホルムアルデヒドの揮発量が基準値内に収まったとしても代替の薬品がどれだけ人体に安全かはまだ明確に保障されない。人の健康に害を及ぼす不安のある素材で造られている家で毎日安心して過ごせるとは私には思えない。

2.「ビニールクロス張りの家が「いい家」なのか?」

ビニールクロスは、石油から作られる化学製品です。価格が非常に安い、壁・天井もこうした建材で張って仕上げた家が、果たして高級な家「いい家」と言えるのだろうか。住宅メーカーも工務店も部屋の仕上げ材として、たいがいビニールクロスを使っている。インテリアコーディネーターの内装の打合せをするときにも、建築主に提示される素材サンプルもほとんどが、ビニールクロスである。ところが、このビニールクロスに大きな問題が発生した。クロスの裏に塗る糊に大量に含まれる、ホルムアルデヒドが原因で、住む人の健康が損なわれる事件があちこちで顕在化したのだ。その対応策として、施工会社は他の薬品の入った物に変えていったが、その変えた湖にも石油化学製品の接着剤が使われているため、人体への危険性が心配されているのである。

問題は、糊だけではないビニールクロスは石油から出来たプラスチック製品で、軟らかくするために可塑剤を入れてある。その可塑剤が、あのビニール独特の臭いの原因となる揮発性ガスが発生しているのである。

3.集成材や防腐剤を注入した木にビックリ!

建売住宅や、住宅メーカーでは防腐材を注入した木が使われている。アメリカ・カナダ・北欧から安く大量に輸入されている木である。木に油分が少なく、木肌がパサパサしている、あまり生気のない木で湿気や腐りに弱い、白蟻に食べられやすい木である。誇りを持っている職人・会社なら、このような素材は決して使わない。良心的な工務店なら、無垢ヒノキを使う。これは、昔から「いい家」の常識とされている。

4.住宅メーカーの言うことを、鵜呑みにしてはいけない!

この頃、白っぽい木の集成材が、あまりにも多く使われている。これは、北欧から輸入されている白い松(ホワイトウッド)の集成材である。
メーカーの下で実際に工事をしている大工が、「こんな集成材を使って、いつまで家が持つのだろうか。」という話をしているほどである。ハッキリ言う。「どうして、こんな悪い木材で家を建てるの?」住宅メーカーの勧めるままに決めてしまったのではないだろうか。住宅メーカーは、「集成材は、無垢の木より丈夫でいいものだ」と勧めるからであろうか? ホワイトウッドは、北欧の乾燥した気候で育った本である。ドイツトウヒ・スウェーデンスプルス・ロシアエゾマツなどと同種の木で、日本のような、高温多湿の国で、土台や柱に使えるような木ではない。実際の木を見れば、素人の方にも容易に想像がつくだろう。
無垢のヒノキと、ホワイトウッドの集成材を見てどちらが良質のものか、分からない人が多い。一級建築士など専門家の中にも、自分で物を見て感じようとしない人が多い、素人に近いように思う。住宅メーカーの人たちも、利益を上げることについてはプロであるが、家を建てる、造ることにおいては素人に近いかもしれない。

しかし、一番の問題は消費者の側にある。油分も艶もなく、力のない木を接着剤で固めた素材を見て、何とも思わない感性、そんな、素材で建てる家に大金を投じる感覚。メーカーの看板を信じ、営業マンの言葉をうのみにする。一級建築士の資格を持つ専門家や、権威のある建築家を信じる。皆、集成材は良いと言っている。しかし、自分の目で実物を見て確かめたことはあるのだろうか。でき上がった家しか、見ていないのではないだろうか、こんな危険な家、いい加減な家に大金を払うのは、あなた自身なのです。

5.分かっていない

住宅展示場を見た後で、私に会いに来られた方から、こんな話を聞いた。展示場の営業マンに、「シックハウス症候は大丈夫か」と訪ねたら、次のような返事が返ってきたという。「昔そんな話がありましたね、でも今は全く問題ありません。ホルマリンは基準値以下ですし、高気密・高断熱・24時間換気の健康住宅ですから、安心してください。」営業マンにこう言われたら、「そうなのか」と信じてしまうかもしれない。

私も住宅展示場で、ノンホルム住宅と認定されているモデルハウスの中に入っで見たが、嫌な臭気に包まれて「これはいったい何だ」という気持ちになった。
つい2年前に、シックハウス症候群で苦しんでいる人が500万人ともいわれていたのに、これが一瞬にして消えるはずがない。ノンホルムに替わったといっても、石油化学製品でできた、接着剤だらけの素材からは、多種・多様のガスが揮発している。くさいのはこれらが臭うからで、石油素材ずくめの家であることにかわりはない。
今の住宅メーカーは、石油化学製品の素材を大量に工場で生産する体制だから、根本的な方向転換は、不可能に近いところが、「分かっていない」のである。現実に今でも病院には、シックハウス症候郡で苦しんでいる人が相談に訪れているのである。自然素材をより自然のまま使うことが、住宅建築にとっていかに重要であるか「分かっていない」。

6.体が知っている

ある住宅展示場を見て回った方が、住宅展示場にいるときは子供が「早く帰ろう」と何回も言うのに、ここでは何も言わないね。ここは気持ちいいよ、などと言うのである。子供は、何が良くて何が悪いのか体で分かるのである。またある時は、目の不自由な方がおいでになった。その方が玄関に入った瞬間に「空気がきれい、私のマンションの空気とは全然違う。」と言われたのに私は驚いた。大切なことを、体で素直に感じ取ることができるのであろう。 つまり「体が知っている」のだ。住宅展示場にいると、臭いが気になって長くいたくなくなる、低ホルム・ノンホルム・規則基準値以内と言われても、違和感があれば、体が教えてくれる。命の積み重ねが培った防衛本能といえる。体は正直なのだ。

7.「いい家」は、自然素材を使って建てる

これまで述べたように、家はまがいものにせもので満ちあふれている。人の健康に害を及ぼし、火災時には、瞬時に命をもうばう、こういう素材で造られた家が、「いい家」であるはずがない。人が、身近に接する内装材に自然素材を使った家こそ「いい家」だといえる。なぜならば、人間そのものが自然から生まれたものだからだ。

内装という、インテリアコーディネーターが登場して、紙の色・照明や家具の選び方などをアドバイスしてくれるようだが、ここで私が言いたいのは、色やコーディネートの問題ではなく、もっと重要なこと、今広く使われている素材に関する建築そのものの問題なのである。床は合板のフローリング・壁や天井はビニールクロス・ドアやパネルは、パーティクルボードなどの石油化学製品、それらに使われているのは接着剤、家の中は化学物質の氾濫である。
ビニールクロスは、プラスチックの一種であり、軟らかくするために可塑剤を入れている。接着剤も石油から作った薬品である、そこから揮発するガスをVOCと呼び、そのひとつがホルムアルデヒドといわれるホルマリンである。
健康に被害を与えないとされる、ホルムアルデヒドの室内濃度指針値は、0.08ppmとされているが、その指針値をクリアしたからといって安全とは限らないし、他の揮発性ガスが安全かどうか、人が長い時間その部屋に住んで見ないと実際は分からないのである。国の定めた安全基準をパスした、メーカーの健康住宅も住む人の人体実験を経てからでなければ、安全かどうか判断できない。

シックハウス症候群で健康被害に苦しむ人が500万人以上いると新聞で報じられている。その中には、住宅メーカーの健康住宅は安全だという事を信じて建てた人も多いはずだ。病気の危険性のある家。火災時に即死しかねない家。これで、いい家といえるのか。

それ以前に考えるべきことがある、人が生活する空間が石油素材で満ちあふれている。「これがいい家であるはずがない」
8.室内に使う素材が命

人間が最も身近に接する生活空間は室内である。そこにどんな建材が使われているかは、重要な問題だ。この室内空間にこそ、自然素材を使わなければいけない、具体的に言えばできるだけ加工していない無垢の木や、漆喰がいい。ところが、現実の家づくりは自然素材が生かされていない。住宅メーカーも大きなビルを造るゼネコンに至るまで、内装に石油製品を多用している。壁はビニールクロス・床は塩ビシート・建具はビニールに木目調のプリントをしたもの、接着剤で固めた合板や、パーティクルボード、石油化学製品の氾濫である。
これに対する業界や国の反応は、有害と認定されるホルムアルデヒド・トルエン・キシレンなどガスが発しないほかの接着剤や塗料に切替えることだった。他の石油化学製品に移行しただけのことで、現在よしとされている製品が本当に安全なのかどうかは、実際に人が住んで、10年・20年たってみなければ分からない。人体実験をされているようなものだ。家を建てようとする人は、自分の判断基準をしっかり持ち、自分の命を自分で守らなければいけない。
天然の素材・本物の素材を使ってこそ、本物の価値のある建築ということができる。健康と命を守るために、今の建築にこそ、自然素材を使うべきである。

9.なぜ、木は呼吸し・結露しないのか?

木は、「切り倒されても生きている」とよく言われます。「生きている」という表現の一つに「木は呼吸する」という言い方が昔からある。約12cm角の無垢のヒノキの柱は、一升瓶2~3本分の水分を吸収したり排出したりするといわれる。
室内の温度が高いときは、木が湿気を吸い室内の乾燥が進むと、水分を室内に放出する。この水分の出入りを見て「木は呼吸する」というのだろう。これが、ビニールだったら、いつになっても水分はなくならない。木の表面に湿気や水分が近づいても、木の中に取り込まれるから、木に表面はサラッと乾燥状態になっている。だから、木は結露しないのである。

10.高気密・高断熱・省エネ住宅にこそ、無垢の木と自然素材を使え。

さて今の建築は、私の建てている家も例外なく、防火上・外壁はモルタルサイディングや、タイルなどの不燃材で覆い室内も柱を壁の中に入れる、大壁造りが支流である。さらに、窓はアルミサッシ・ペアガラス、気密性・断熱性が高くなっている。私が設計して、建てている家も同じように暖かい家になっている。それでも、結露はない。これは当り前である。「無垢の木の家は結露しにくいのである」
冬、浴室が湿気でいっぱいになっても壁・天井に無垢のヒノキ・ヒバを張ってあれば、決して水滴は垂れてこない。表面はさらっとしている、木が結露しない証拠の一つになるだろう。合板やパーティクルボードなど、木のまがい物は接着剤で木の呼吸を止めているので、行き場のない水が繊維素・断熱材にたまるのである。結露の犯人は、木の格好をしたまがい物の木、偽物の木で創った家にあるといえる。
室内でも同じで、合板の床・ビニールクロスの壁・天井・合板や集成材、息の詰まるような素材で仕上がっている。「住む人が病気にならないほうが不思議である」
シックハウス症候群とは、言葉を変えれば、家そのものが病気だと言うことである。家が病気なら、その家に住む人が病気になるのは自然の成り行きと言えよう。その根本的な解決法は、石油化学製品を使用した素材を使うのではなく、木そのものの自然の木、無垢の木を出来るだけそのまま使う事である。接着剤で固めた木をもっと強くしたいと、メーカーは宣伝しているが、木は、本来そのままで充分に丈夫なものだ、化学の本質を知らない浅はかな知恵と言える。

漆喰も、5000年の歴史を持つ健康的な素材である。調湿作用があるので、当然結露はしにくい。その上有害ガスを分解・吸収する。だから高気密・高断熱の家にこそ、無垢の木と漆喰など自然素材を使うことが大切なのだ。自然素材こそが、住む人の命と健康を守ってくれるのである。

11.住まいの構造は、何が良いのか?

人が生活する場として、最も適しているのは木の住まいである。これは誰もそう感じるところである。しかし、地震や火災のことを考えると鉄骨や鉄筋コンクリートの建物のほうがいいという気持ちになる。当然のことながら、家づくりにはそれぞれの考え方があって、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造などの中から好きな工法を選んでいることだろう、もちろん選択は自由だが、それぞれの工法には長所と欠点がある。それをしっかり認識しなくてはならない。 鉄骨のプレハブの家は、音が家全体にひびきやすい。鉄には火がつかないから火に強いと思いがちであるが、火災時に弱く溶けて曲がってしまう。鉄は冷え込みが強く結露しやすく、柱内部やボルト付近が錆びやすい。引っ張る力には強いが、うすい鉄骨は圧縮に弱い。それでも、「地震に強い」と思い込むのは、鉄は強いというイメージがあるからだろう。鉄は強いために薄い部材にして利用されがちである。高層建築の場合は、大きくて肉厚の重量鉄骨が使われる。しかしそれでも熱には弱いのである。

次に、コンクリート打ち放しの家など最も病気になりやすい住宅といえる。不健康で、非科学的な住宅建築である。まずコンクリートは熱伝率が大きく、熱容量が非常に大きい。太陽に照らされたら、とてつもなく熱くなり、冷めにくい。冷たくなったらなかなか暖かくならない。それでも、コンクリートが好まれる理由は、まず火に強い事だ。地震にも強い、耐火・耐震に優れ音に対しても遮音性が高く、防音効果が大きい。しかし、快適な生活環境とはとうてい言えない。

さて、木造はどうだろう自然の無垢の木を使った場合を述べるが、水はその中に空気を含んでいるので優れた断熱性を持ち、触れて暖かく、気の調節をし結露が発生しにくい。「木は呼吸している」と言うことだ。木肌のおだやかな光の反射は目にやさしい、ヒノキやヒバなどの木の香りは人の心に安らぎを与えしかも虫を寄せ付けない。
木は鉄やコンクリートに比べ圧縮力で言えば、同じ重さがあるコンクリートの倍の強度がある。軽いのに強いのである。ただ、木は火に弱いと言うイメージがある、必ずしもそうではなく太い木は表面が燃えても芯のほうには火が通りにくい。また、燃えても石油建材・新建材のように、有毒ガスを発生しない。
このように、構造を比較検討してみると、木造は様々な点でバランスが良く住まいに適しているのである。

12.100年・200年もつ本物の家を誰でも求められる価格で

無垢の木・漆喰など自然素材を中心とした建築を一般の建築価格の1~2割増しに抑えて建てたい、そして多くの方々に提供したい。

建築の世界に入って、私は35数年間、無垢の木と自然素材と本物の素材を追求してきた。建築費との関係や、素材の適材適所の問題などで全てに無垢材を使うわけにはいかないが、他社では考えられないほどの無垢の木中心の家づくりができていると思う。本物の家を知っていること、そして住むことへの自負心、満足感を味わっていただければと思う。合板や集成材の家では感じることはできない。

無垢の木には、100年・200年の歳月をものともしない力があるのだ。

家が健康だから、100年・200年も長持ちし、そこに住む人も健康でいられる。このような建築が理想だが普通に考えると、そのような家の建築費は、一般の住宅価格の2~3倍かかるかもしれない。しかし、それを1~2割で建てられるようにしたい。私は、35数年間真面目に働く人々に本質的にいい家をという理想を追求してきた、その理想がより多くの方にとって現実となるように努力を続けている。住宅メーカーと契約を結んだ後、オプション工事を発注すれば、すぐに2~3割の工事費増となって跳ね返ってくる。そのくらいの範囲の予算で、今の建築業界では考えられないような、無垢材中心の家づくりを目指していきたい。

見学会予約
Group Site
石田工務店無垢の木を使った和風モダンの家。 香川県で自然素材の新築一戸建てを 建てるなら注文住宅の石田工務店へ